NPO法人ごんのふるさとネットワーク
童話作家、新美南吉の魅力発信・里山保全ネットワーク・まつりへの参画
講師:ごんのふるさとネットワーク 理事 村上眞喜子(りんりん初代代表)
同法人 理事 榊原宏(半田市観光協会 事務局長)
半田市の岩滑地区から矢勝川流域の地域は、「ごんぎつね」「手袋を買いに」などの著者で童話作家の新美南吉が生まれ育った故郷として知られています。
南吉童話に登場する自然や里山、美しい田園風景の残る地域であり、南吉の生家や作中で使われた寺社などが今も残ります。しかしこの地域も、日本の各地と同じく、高齢化や休耕田などの問題が徐々に大きくなりつつあります。いずれは時の流れによって地域の人たちの手によって守られてきた南吉の描いた風景を保つことが難しくなってしまうかもしれません。
矢勝川や権現山といったごんぎつねが暮らした自然、そして昔ながらの伝統を受け継ぐ田畑や里山の風景。新美南吉と、その童話を育んだこの地域の暮らしを守り、次の世代に伝えていきたい。そのために、様々な活動を始めている人たちがいます。(はんの木より)
情報発信事業
・ごんのふるさと情報発信サイト「はんの木」
http://hannoki.org/
・新美南吉記念館に併設されたカフェ&ショップ「ごんの贈り物」
https://www.facebook.com/cafeshopgon
平成25年に開催した新美南吉生誕100年祭を通して地域の魅力を次世代に継ぐことが難しいと感じた岩滑を愛する有志が結集し、これまで岩滑地区を支えてきた諸先輩が若者の事業を応援する形で法人化、①新美南吉の魅力を伝える(半田市観光協会※1)、②里山保全と活用(矢勝川の環境を守る会※2、株式会社おいしい村※3)、③賑わいと生きがい創生(※4)の3つの事業を行っている。
参考:※1 新美南吉記念館 http://www.nankichi.gr.jp/
※2 矢勝川の環境を守る会 https://hannoki.org/report/yakachigawa_mamorukai
※3 おいしい村 https://oishi-mura.jp/profile/
※4 りんりん http://www.rinrin.or.jp/tasukeaijigyo.html
もやい http://www.cac-net.ne.jp/~moyai/
半田市観光協会 https://www.handa-kankou.com/