インタビュー(訪問事業)

「ぞーなでろーた」とは、イタリア語で地域の輪!

2024年度訪問事業訪問No.296-6
訪問先:「ぞーな・で・ろーた」~地域の輪~
日時:2024年7月17日(水)(訪問スタッフ:安田)

●「ぞーなでろーた」とは、イタリア語で地域の輪!
 支援の必要な人たちが就労体験などを行い、社会へ巣立っていけるよう活動しています。
 賛同していただいたお店や企業と、仕事を見守るサポート役のボランティアが見守る中、仕事体験を通じて働く喜び、達成感を感じて成長。地域の方々と心通う支え合いの「地域の輪」を目指しています。対象は小学5年生から参加可能です。

●Hさん親子にインタビュー(2024年3月19日(火))
 令和5年2月に活動をスタートして1年。市民活動支援センターで、毎月1~2回会議室の机の拭き掃除などを行っています。

Hさん母
活動のきっかけは、いずみ学園からの紹介でした。ぞーなでろーた~地域の輪~の活動チラシを見て、Hさんに提案したところ、やってみると答えたので体験してみることにしました。

Hさん
最初は、センターへ来ることがおっくうだったがだんだん慣れてきた。(2024年春から高校1年生)

 今後の目標についてお伺いすると「今後は新しいことにも挑戦してみたい」とお話されました。
 支援者として付き添いボランティアさんも同席され「そのような感想を聞けて、とてもうれしい」と目を細めていらっしゃいました。

●代表の山田さんにインタビュー
 最近は放課後デイなどの施設や仕組みも充実し、就労に直結する活動ならばいいけど・・とのご意見もあり、2016年頃から始めた活動は時代に合っていないのではと悩むこともあります。
 半年や1年など長いスパンになるかもしれませんが、就労体験で生まれるもの、世の中の役に立っているということが本人のモチベーションになることもありますので、就業にこだわらず、この活動が地域に根付くことが必要と考えます。
 今後は、移送サービスを使って活動できないか?余暇活動(夕方の活動)など時間帯の変化にも対応できるといいのですが、企業や個人店さん、若い世代の親御さん、ボランティアさんのご賛同、ご協力が必要です。ぜひ「ぞーな・で・ろーた」~地域の輪~の活動を知っていただき、協力していただける方を増やしていければと思っています。

~センターの会議室の予約は、会議室の掃除のため~
 「感謝の気持ちでいっぱいです。」と伝えると”ぞーなでろーた”のみなさんは「こちらこそ、活動の機会をありがとうございます」とおっしゃってくださいました。
 普段、会議室終了後は団体で利用後チェックを行いますが、机の汚れ、消しゴムのカスやホッチキス芯などが床に落ちていたときもありました。
 センター内備品も10年を経過し劣化部分なども出てきています。引き続き、利用前よりきれいにご利用いただけると助かります。ご協力をお願いいたします。(スタッフ安田)

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