インタビュー(訪問事業)

親子「水」ぼうさい講座に訪問しました

令和6年度訪問事業№291-1
訪問先  おりひめ水クラブ
日時   2024年4月14日(日)(訪問 スタッフ川井)

●おりひめ水クラブとは
「水」の備蓄に特化した活動を考える団体です。
地震などの災害時には断水の危険が高まりますが、水は命の維持に欠かせません。また水の備蓄を契機に他の防災用品の備蓄や災害対策が市民の中で進んでいくことを狙いとして活動しています。
(情報サイトより)
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=505

みなさんは水の備蓄をしていますか?
もし今一宮市で大地震が来たら…市内の水道の耐震化は3割ほどしか進んでいません。全体の7割が断水します。一宮市が持っている給水車は2台。その給水車も避難所に向かえるのは2~3日経ってからだということです。そうすると最低3日分の家族全員の水の備蓄が必要になります。

講座の様子

ぼうさい講座が始まりました。まずは楽しく学んでほしいと「お水クイズ」からのスタートです。



画像は、お水の重さを体験している様子です。
普段お店で売られているペットボトルは両手で持ち運びしやすいような作りになっていますが、避難所からお水を運ぶ時はこのように片手で運ぶことになるのでは?と秦野さん。
片手で運ぼうとするとずっと重く感じます。水の備蓄があれば持ち運ぶ大変さも軽減しますね。


市の職員からリュック型の非常飲料水袋の紹介がありました。

 今回の受講で、改めて備蓄をしなければと早速お水を購入しました。売り場には大量のペットボトルのお水が山積みになっていました。今は当り前に販売され購入できますが、いざ災害が起こるとこれが全部なくなってしまうのですよね。
大震災への不安は払しょくしきれないと思いますが、水の備蓄でひとつ困りごとが減るのではないでしょうか。そうやって安心材料を増やすことで心が落ち着くこともあるでしょう。
講座中に市の職員さんや秦野さんがおっしゃっていた「市の職員も被災者」「避難所を設置する人たちも被災者」ということを理解し、みんなの負担を少しでも減らすため、ひとりひとりが今できることをやれるといいなと思いました。また、そんなことを改めて考える機会を設けてくださったおりひめ水クラブに感謝しています。(スタッフ川井)

同じカテゴリの記事

Share on Social Media