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【報告】市民活動のおしゃべりルーム 移動サービスvol.2

 2025年2月15日(土)10時から一宮市市民活動支援センターにて「市民活動のおしゃべりルーム 移動サービスvol.2」を開催しました。
 当日は中日新聞朝刊尾張版にこの件の記事が掲載されたこともあり、大学生や医療法人の方などが当日参加されました。

●前回のふりかえりと情報共有
1.諌山さん(NPO法人移動ネットあいち代表理事)
 移動サービスを自主運営する団体のDVDを鑑賞した際の皆さんの反応や、町内会の回覧板で得たi-バス減便の情報、実際にi-バスを乗車した際の問題点などをお話しされました。
2.武保さん(NPO法人一宮まごころ代表理事)
 法人で対応している「透析患者の送迎」を例に移動サービスの維持の難しさなどをお話されました。
3.安田(一宮市市民活動支援センター)
 センターで掲示中の一宮市内地図の改善、付箋に記載された意見の紹介、前回のアンケート報告、一宮市地域交通課ウェブサイトの情報提供を行いました。

【おしゃべりルームにて前回のふりかえりのようす】

●自由なおしゃべり会での情報提供
春日井市高蔵寺ニュータウン石尾台地区の取り組みの紹介がありました。誰でも運転できるゴルフ場のカート(4人乗り軽自動車ナンバー)を利用して送迎し、団地のメインルートを走っている。停留所は125か所ほど。カートは挙手で止まり、どこでも乗り降りでき、荷物も運んでくれて、高齢者の要望に応えている。料金は気持ちをカンパ箱へ入れている。
まずは一宮市内住民の声を聞くことや当事者の意見を大切にしたいという話もありました。
※高蔵寺ニュータウン公式サイト

地域住民主体のNPO法人によるラストマイル送迎サービスが本格運行を開始しました!

●参加者の感想
・知ることが大事、ミニマムでモデルケースをつくる、まずはやってみる。
・春日井市高蔵寺ニュータウン石尾台地区取り組みにインパクトがありすぎた。
・春日井市高蔵寺ニュータウン石尾台地区視察はどうか。良い例を真似してもいいのでは。
・調査は必要だと思う(ルート、時間、便数、維持費など)。
・高齢者などの生活で第一優先は「買い物」「通院」なのかな?
・一宮で住みやすいところはどこ?ニーズを聞いてはどうか(地域の困りごとリストアップ)。
・ケアマネジャーの力は必要だと思った(介護など事例を知る)。
・このような話し合いはとても大切だと感じた。
・色々な人が集まってざっくばらんな話し合いはとても良いと思った。

●3回に向けて検討事項(2025年5月16日(土) 10時~12時市民活動支援センター会議室)
・一宮市でも送迎があるといいね!(仮称)おでかけマッチングってどうだろう?
・春日井市高蔵寺ニュータウン石尾台の事例などおはなしを聞く会(講座とか?)
・春日井市高蔵寺ニュータウンの視察(ツアー提案6~7月ごろ)どうだろう?
(高森台・石尾台石尾台地域包括支援センター、グルッポふじとうなど魅力的な施設など)
・視察については受入れの確認が必要では?
・町内会長や民生委員とタッグを組んでニーズをヒアリングすることはどうだろう?
(予備軍世代がアウトリーチ調査→発見、各々が町内を聞き取り、当事者の意見を尊重!)
・団体として事業展開へ。助成金申請できたらいいのでは?

●ふりかえり(スタッフ:安田)
 2回目の開催は、前回から引き続き参加された方が5名。新たな参加者が5名加わり10名で話し合いました。少人数の参加でしたが、お一人お一人のお話をきくことができてよかったのではと思います。今後はフットワークの良い、無理のない範囲の得意なことで役立てられる仲間づくりができるといいのではと感じます。例えば、お困りごと調査員、配車係、アプリ制作など「おでかけマッチングチーム(仮称)」の立ち上げなど新たな展開を期待したいです。
 また、地図をグレードアップしたことで見やすくなったので、引き続き掲示して自由なご意見を収集します。

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