【NPO元気ふれあい倶楽部】防災を学ぶ子ども食堂を見学しました。
2024年度訪問事業 訪問No.303-13
訪問先:NPO元気ふれあい倶楽部
日時:2025年1月12日(日)(訪問スタッフ:長澤)
●NPO元気ふれあい倶楽部とは主に3つの支援活動が中心です。
1.地域活力増進支援事業(ふれあいサロン)
2.社会福祉支援事業(認知症カフェ)
3.こども支援事業(こども食堂)
上記活動を行うことにより地域のコミュニティーとして、
また地域のセーフティーネットとして地域のサポートを行っています。
(一宮市市民活動情報サイトより抜粋)
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=541
●2025年1月12日(日)防災を学ぶ子ども食堂を見学しました。
一宮市本町にある松閣(日本エコシステム(株))で防災を学ぶ子ども食堂が開催されました。参加者は15歳以下の子供と保護者が対象です。10組30名が参加され、参加費は大人500円、こども100円でした。
はじめに防災教室として、やさしさや助け合いをテーマにした紙芝居「はるかぜちゃんといこう」で災害にあった時の避難方法や助け合い等のストーリーの読み聞かせがありました。
つづいて、防災かるたで遊びながら子どもたちは防災の知識を身につけていました。その間、保護者は明治安田生命による老後のお金について学んでいました。
学びの後はいよいよ食事タイムです。今回の料理長で「たねとごはん(食卓Labo(株))」取締役の長屋さんが「いただきます」の掛け声をされ、食事がはじまりました。
こども食堂のメニューはお弁当とお雑煮でした。お弁当はおこわ、卵焼き、きのこ、ほうれん草のお浸し、ポテトサラダ、お雑煮はお餅、小松菜、さといも、ネギと本格的なものでした。
長屋さんは京都の料亭で修行された方で今年1月7日にオープンした一宮市三条エグロの「たねとごはん」の料理長でもあります。食材へのこだわりがあり、企業等から提供された食材でまかなうこと、減農薬の野菜を使用することを大切にされていました。
参加者は口々に「おいしいね」と笑顔があふれたひと時になっていました。おこわのおかわりもできおなかも満足そうでした。
食事の後は、参加者が提供食材をお土産に持って帰ることでフードロス削減に協力されていました。
●代表の水島さんにお話を伺いました。
1)今後の展望は?
経済的に移動が困難なこども達に交通費を不要にできたらと思い手段を模索しています。
2)活動上の課題や困りごとはありますか。
ボランティアの人数確保が毎回厳しい現状です。
3)支援センターに対するご意見やご要望があれば教えてください。
インターンシップの学生ボランティアチーム組織形成に向けご尽力いただきたいと思っています。
◆今後のイベントの予定を教えてください。
「わくわくキッチンこども食堂」
日時:令和7年2月23日(日曜日)
時間:11:00-14:00(受付10:30開始)
場所:一宮市本町3-9-3(松閣)
対象:一宮市にお住いの15歳以下のお子さまとその家族
※先着10組のご家族限定(食材のお土産付)
●訪問をして(長澤)
こども食堂を開催するにあたり、多くの方(個人、団体)の協力があってはじめて支援ができることを実感しました。食卓Laboの長屋さんの協力や、明治安田生命スタッフさんによる紙芝居やかるた・配膳のお手伝いのほか、場所提供など、人と人との繋がりが「こども食堂」の支援へと良い連鎖を起こしていました。
食事会場は和やかな雰囲気で、美味しいものを頂くことは身体にも心にもエネルギーを貰えると実感いたしました。