団体イベント情報

(登録団体からのお知らせ)令和6年度の活動について(第11報)【今伊勢愛郷クラブ】

一宮市市民活動支援センター登録団体のイベント情報です。
——————————————————————————
 厳寒2月度の例会は当如月の11日に行いました。この日は祝日(建国記念の日)で、使用している
今伊勢公民館(=一宮市今伊勢出張所)も休日のため、当クラブのみの貸し切りの様な形で開催となり
ました。
 この日も相当気温が下がって、大変冷え込んでおりましたが、開催に当たっての会長の元気な挨拶の
もとで例会の幕開きとなりました。
 例会は年度末近くとなりましたが、通常例会の形で進行され会長挨拶、誕生祝い、委員会報告などが
行なわれました。
 この後、本日のスピーチの開催となり、特別講演に舞台が移りました。
 本日の講演者は、昨年1月元旦に起こった能登半島地震で被災に合われた方で、本日の講演のために
遠く輪島市からお越し頂いた方です。
 ご紹介をしますと輪島塗山一屋 柿漆器店三代目 柿明(あきら)様で、地震により店舗倒壊、商品損傷
など甚大な被害に合われた方です。
 地震後の支援活動に赴かれた当クラブの会員で、一宮市議会議員である柴田雄二氏が、地震の被害に
めげず被災からの復旧にひたむきに取り組む柿さんの姿に感銘を受け、本来は柴田氏自身の講演日で
有ったのを、柿さんに「地震の被災状況や復興復旧について」語ってもらえないかと打診したところ、
柴田氏の誠意のある支援活動を目にしていた柿さんは、快く引き受けて本日の講演となった次第です。
 このため講演は、<能登半島地震から1年—-新たな気持ちで>と題して語られることになりました。
 講演の中の被災の話は、地震後の各メディアによる報道で大方はご承知であり、詳細は省きますが、
柿さんの口から語られる言葉は、メディアの報道とはまた違った本当の真実の話であり、過酷な自然の
猛威、それがもたらす悲惨な有様、穏やか日常生活の突然の断絶など涙無くしては聞けない話でした。
 そして、その打撃に打ち勝つため、立ち直るため懸命に努力しているご自身を含めた周りの人々の姿
が語られました。
 聴講している会員は改めて地震の恐ろしさを身に感じ、日頃の中でそれらへの対応が肝心であるとの
思いを抱いて聞き入っている様でした。
 大変に有意義な特別講演でした。被災者の方々へは元の生活が1日も早く戻ることを祈る次第です。

記事:令和6年度の活動について(第11報)
https://www.138npo.org/info/group/entry.php?serial_no=2170
主催:今伊勢愛郷クラブ
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=420

同じカテゴリの記事

Share on Social Media