インタビュー(訪問事業)

「資源回収お助け隊」 木曽川町内割田地域の自主的な資源回収活動を見学しました!

2024年度訪問事業訪問No.301-11
訪問先:資源回収お助け隊
日時:2024年12月8日(日)(訪問スタッフ:安田)

●資源回収お助け隊とは?
地域の高齢者が困っている問題として資源回収物の持ち運びがあり、重くてかさばる新聞紙、雑誌、ダンボール、ビン等は運搬車両がない高齢者にとっては苦痛な問題です。登録して頂いている高齢者宅をリヤカーで訪問。資源の運搬を代行し、回収作業を行うことで、高齢者独居世帯などを支援しています。
いちのみや市民活動情報サイト▼
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=546

●12月8日(日)活動を見学しました。
一宮市の資源回収日(月1回)前日に合わせて、この日は27名の方が活動され、リヤカー8台で約100軒を30分ほどで回収しました。
発足当初の会員は10名でしたが、徐々に広がり現在は41名。高校3年生から90代まで幅広い年代のメンバーの登録があります。
資源回収お助け隊は、家庭内の滞留を無くし、資源の再利用や環境美化の効用のみならず、見守りや会話でコミュニケーションがとれる地域、孤独や孤立を無くして安心して生活できる地域を目指しています。

●活動の中で印象的だったエピソードは?
活動をはじめたころ、登録された利用者のおひとりがわたしたちの活動に感謝して、リヤカー1台とユニフォームをと資金提供してくださいました。活動を継続することで、資源に感謝のお手紙が貼ってあったり、暑い夏は差し入れをいただいたりと、感謝の気持ちは活動のやりがいを感じます。
メンバーが増えた際は、サポート補助金で活動備品を用意できたことが大変助かりました。メンバー全員がビブスを着てリヤカーで運ぶ姿を見て地域の皆様に安心してもらっています。また、新聞にも掲載いただきました。

●活動上の課題や、困りごとは?
 現在はリヤカー8台となり、チーム分けして地域を巡回できるようになりました。時々リヤカーがパンクすることがあり、最近は修理代も高くなっているため今後が心配です。大切に利用したいと思います。

●今後の展望は?
 メンバーの皆さんのモチベーションが保てるよう、親睦会など楽しいことを開催しながら、引き続きコミュニケーションを保っていけたらと思っています。助け合いながら、お互い支え合いましょう!

●訪問して(スタッフ:安田)
一宮市内企業様から「資源回収お助け隊」についてセンターにお問い合わせがあり、12月8日(日) (月1回活動日)に見学されるとのことで立ち会わせていただきました。
企業様側のお話も伺うと「企業として地域の方々に何かできないか」といちのみや市民活動情報サイトを調べて、団体見学に至ったとのことで、今後の進展なども伺えたらと思います。
資源回収お助け隊のメンバーの皆さんの結束力、回収作業された際のご近所の方々との会話に愛が感じられ、心温まる活動を拝見できてよかったです。また代表の篤永さんに初めてお会いし、明るい笑顔と優しいお話に魅了されました。
活動が次へ次へとつながっていく様子に、更に人のご縁を丁寧につないでいきたいと感じました。

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